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ADHD
(注意欠如・多動症)

ADHDは「Attention-Deficit / Hyperactivity Disorder」の略で、日本語では「注意欠如・多動症」とよばれます。その特徴としては「ひとつのことに集中していられない不注意」「じっとしていることが苦手な多動性」「考えずに行動してしまう衝動性」などがあげられ、それが7歳以前から認められることが診断の要件です。また上記の特徴のうち、多動性は成長につれて自然に軽減してゆくことが多いことが知られています。

ADHD(注意欠陥・多動症)の症状

日常生活の場面での症状の現れ方を見てみましょう。

社会人になってからADHDの特徴で悩む方がいます

社会人としての厳しい状況の中で、人とのコミュニケーションがうまくとれなかったり、ケアレスミスが多く職場でトラブルになったり、計画的に物事をすすめることができず、仕事上困った経験をされている人が、意外と多くいらっしゃいます。

小児のときから実はADHDだったのが、幼少、思春期に過ごした環境の中ではとくに問題とはならず、大人になり社会に出て、困った状況に陥った際に適応障がいやうつ状態になって、専門医を受診して、実はADHDだったと診断される場合があるのです。その場合子どもの頃からの行動特徴の把握が重要なので、ご家族や身近な方の協力が欠かせません。

よくある質問一覧

小学生の子どもが、落ち着きがなくてADHD(注意欠陥・多動症)ではないかと不安を感じています。

落ち着きのなさが、個性の範囲かそうでないかは専門的な知識が必要になります。 もし仮にお子様がADHD(注意欠陥・多動症)であった場合でも、良い部分を活かしつつ、お困りの点を適切に対応できるようアドバイスをさせていただきます。

ADHD(注意欠陥・多動症)は、親の育て方に原因があるのでしょうか?

ADHD(注意欠陥・多動症)の原因は、行動の動機付けに関連する神経伝達物質ドーパミンの不足によるものとされています。そのため、育て方によってADHD(注意欠陥・多動症)になるとは考えられておりません。

社会人になってからADHD(注意欠陥・多動症)で悩む方が多いのはなぜですか?

ADHD(注意欠陥・多動症)は、症状もさまざまで、また最近になって原因がわかってきたために、子どもの頃に正しく診断をされてこなかった方が多いことという理由があります。

また、社会人になると「やらなければならないこと」が増えますが、ADHD(注意欠陥・多動症)の方は、仕事と割り切って行動することが苦手であるため、問題が表面化しやすい面があります。

ADHD(注意欠陥・多動症)の治療はどのように行うのでしょうか?

ADHD(注意欠陥・多動症)は神経伝達物質ドーパミンの不足によるものとされていますので、その不足を補うためお薬による治療を行います。また、平行して家庭や学校、職場などの社会生活を送るために必要なことを身につけるための心理社会的治療を行います。

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